Stolog

メモ

Michael Mcmodie, John B.Parkin Associates and Albert Kahn Inc.: An Industrial View of Architecture, Jssac24:1(1999) (Society for the Study of Architecture in Canada Journal)

 

建築を完結体と捉えるとともに、その設計作業と組織を完結体と捉える、カナダの建築家ジョン・B.・パーキンとジョン・C.パーキン(血縁関係はない)が、アルバート・カーンの組織にならったという話。

ドイツの新古典主義であれ、北米ボザールであれ、北米の古典的伝統にパーキンスやミース・ファン・デル・ローエやグロピウスの根底にある主題は根ざしている。これの代替は職人の伝統。しかしパーキンはこの方法でも、当時米国において最強とされたSOMでもなく、カーンに倣ったという。

カーンは自らの設計組織においてもフォード的組織を導入した。

 

メモ

「彼らは、非個人的、客観的、そしてテクノクラティック的社会のための、非個人的で、見かけは客観的、そしてテクノクラティック的デザインを創造した。テイラーの科学的管理法、フォードの父権的大量生産法、生産ラインが社会組織とその統御のモデルとなるものを提供した。カーンやパーキンの建物は、欧州のアヴァンギャルドを馴致し、北米においてそれを繁栄の象徴とした、機能的効率のイメージを提供した」、22頁。

 

George Nelson、The Industrial Architecture of Albert Kahn, 1939

The Architectural Forum, August, 1938, Albert Kahn