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メモ

2019-01-01から1年間の記事一覧

C.シュミット『政治的なものの概念』田中浩/原田武雄訳、未来社、1970

有名な友敵理論が述べられる書。 政治的なるものの基本的概念は、友/敵であり、これは道徳における善/悪、美学における美/醜のようなもので、なおかつ政治的なものとして独立しているとする。友が「善」で「美」である必要はなく、敵が「悪」で「醜」である…

ジョン・メイナード・ケインズ『雇用、利子および貨幣の一般理論・上』間宮陽介訳、岩波書店、2008

メモ 「以上見てきたように、消費性向の分析、資本の限界効率の定義、利子率の理論は、われわれの現在の知識にぽっかり空いた三つの主要な空隙であり、その空隙を埋めてやる必要がある。それが成し遂げられたとき、物価の理論はわれわれの一般理論にとっては…