William Mundie, William Le Baron Jenney +Skelton Construction: Its Origin and Development
こちらの再読。一応一次資料。
http://madhut.hatenablog.com/entry/2016/04/30/143005
http://rco-2.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-a308.html
まずジェラニオティスのこちらの論文で触れられるボウマンのパンフレットとHIBの関係について。
http://madhut.hatenablog.com/entry/2018/01/16/172044
この問題はこの建物の竣工前後から言われているようである(→ P92 からThe Claim
of Mr.Frederick Baumann)。
バッフィントンの件については第一ライタービルとの写真とバッフィントン設計の建物の写真がきわめて示唆的(p27,28、grilled building という言葉は当時すでにあった)。
メモ
ジェニーのマニラ建築関係はまず本人の回想を含めた軸組構法の「進化」として、続いて本人の回想として述べられる。本人の回想と、その回想を引き出したことも含め、
http://madhut.hatenablog.com/entry/2017/12/04/181657
の記述との相同性。および
http://rco-2.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/index.html
メモ
「今日「スカイスクレーパー」「スケルトン・コンストラクション」として言われるものの起源と発展について過去10年、執筆するよう乞われてきた。」(p2)
→この10年、つまり1922年頃以降 『建築をめざして』(1923)、『インターナショナル・スタイル』(1933)、この原稿はほぼ後者発行と同時期、外伝的。とともに中西部の・・と並行的
第一部のテーブルから
1、第一ライター 1879年
2、HIB →インランド1884年9月号
3、ザ・ルーカリー →1886年6月号
4、ランド・マクナリービル 最初の鋼製スケルトン構造 1889-90
5、マンハッタンビル、ジェニー作、シカゴ初の全スケルトン構造 →インランド1889年7月号(→記述なし、間違いか?)
6、ザ・ライター・ストア 1889-90 ほぼクリアフロアこの建物に関する記述はなし。これは現存作
第二部、スケルトン構法について、冒頭でマニラが上述の出てくる。全体としてはevolution という記述。
p10-
HIB設計における橋梁技師の雇用 →p17
HIB打合せの始まり →P18
party wall の件 →p19
基礎、ケーソン工法について →p23
第一ライタービルについては p24-
第一ライタービルはセンセーションを起こした p27
バッフィントンとの比較
masonry skelton の対比 p37
再びHIBについて →p32
「ジェニー=リーダーシップ」の記述、p86
フランチェスコ・ムジカに関する記述 1929・・・The History of Skyscraper
シカゴ・トリビューン、1907年6月23日 日曜版、要チェック